九月の頭からコロナに罹患した。そしてそれが持病の喘息を誘発し、気が付くともう九月も終わろうとしている。
ずっともどかしい気持ちを抱え、焦り、苛立ち、それでもなかなか体調は回復しない日々だった。
今やるべき大切なことがあるのに、思い通りに行かない。
いや、私にかかわってくれている方々の思いや誠実ささえ裏切りかねないことなのだ。
考えてみれば当たり前の事だけれど、フリーランスは「健康第一」。
自分が健康を損なえば、大変な事態になりかねないのだ。
そういう当たり前の事まで含めて、自分に覚悟があったかといえば、甘かったと告白せざるを得ない。
コロナの罹患も、それが喘息につながったのも、不可抗力のところはある。喘息などは何年も症状が出ていなかったので、自分でも日頃は忘れていたくらい。
けれど、そういう意味でなく、そういう「もしも」にも備えるということをほぼ考えていなかったのが甘いのだ。
今回のことで、そういう、フリーランスの一種の怖さを思い知った。
「健康第一」といっても、完全に防ぎきれるものではもちろんない。
しかし、今回のことを教訓にして、出来うる限り自分の健康を考えることも大切なのだと痛感した。
自分の中の一種の決意として記す。