「本屋の実験室」で実験したい

記事

私は東京都高円寺にある「本店・本屋の実験室」に本棚をお借りして営業を始めました。

「実験室」という名にもとても惹かれ、私なりの「実験」を考えています。

「本店・本屋の実験室」|コクテイル
本店完成予想図 以下の文章を読み「本店」に参加したいという方メールをください。棚の残りはあとほんの僅かしかありませんが、いちどお会いしてお話させていただき、決めさせてください。 koenjihonten@gmail.com 管理人飯村まで ...

まずは、自分の本屋(棚)を、メジャーデビューしていないいわばアマチュアの作家さんの作品を広めていく発信地にしたいということ。

今、文学フリマや小説投稿サイトで実にさまざまなアマチュア作家さんが、自分の作品を公開・発表しています。
私自身、小説投稿サイトを使って発表していますが、驚いたのはその質の高さ。
何でこの方、プロじゃないの?
最初はそう思いましたが、今は商業出版ではいまいち歓迎されない、でも全く引けを取らない実力のある書き手の方が、この世にはたくさんいらっしゃるのだと感じています。

もちろん、アマチュア作家さんの多くは、文学フリマや投稿サイトのほか、公募に出して、プロデビューを目指しています。私も公募にはたくさん応募したいと考えています。

しかし、商業出版の枠だけでは汲み尽くせない豊かな世界があるのも事実なのです。

そこで、「実験」。
まず、そういったアマチュア作家さまの紙の本をできるだけ置きたい。

それから、その場合、置き方を、「アマチュア作家さまの棚」とするのではなく、それこそいろいろ賞を取ったようなプロ作家さまの本や古典文学や、漫画や、さまざまのものと区別せず陳列することで、お客さんにフラットな目で本を見ていただきたい。
これが二つ目の実験です。

まだ現時点(9月18日)、遅れていますが、10月中には上の考えに則って、棚を整備しようと考えています。

乞うご期待!